「華氏451度」(100分で名著より)

第3回は「自発的に隷従するひとびと」。

とてもビンビンくるものがあったので、記録しておく。

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ファイアマンである主人公の上司ベイティのセリフ

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本は異物であり、危険なものである、という

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ベイティはドストエフスキーカラマーゾフの兄弟」の大審問官のようだ

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いまのテレビのクイズ番組のようだ

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事実はかっこつき

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コロナで喧々諤々、それぞれ自分の意見が正しいと思っている状況と一緒

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それで納得して幸せ。ほんと?

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  • 社会の高速化

時間のない世界でもてはやされるのは、すぐ楽しめる娯楽

  • 知識人の売り物は深い反省的思考

常識と違うことを言いがち

 

そうすると自分の常識が揺さぶられて不安になる、心の平安が満たされる

みんな同じことを思っているのが幸福でしょと

 

  • 本を燃やすと言う事は記録を燃やすと言うことで、今も行われてしまっている

 

  • 炎上した結果、芸能界から消えました、と言うのはまさにみんながファイアマンをやっているのと同じだ、という伊集院光の意見に共感


 ●テレビ自体、あるいは本自体が悪いということでない、肝心なのは接し方、扱い方だ。