【公式】養老孟司 若い脳を保つ秘訣(前編)〜脳は感覚の刺激と関係している〜 - YouTube
養老孟司の動画の内容が心に響いたのでメモする。要はタイトルにつけたような内容なのだろうが、現代的な問題が潜んでいる。みんなそうなってしまったところが問題と言えるだろう。
以下、要約。
人間も自然なので 脳ではなく体が大事
スマホやパソコン画面からは感覚が入ってこない
感覚が大事
外に出ると風がふくし、陽の光は時間によって動いていく
感覚の刺激が入ってくる
外へ出て気持ち良いという風になる時がある。ということはその前は気持ち悪かったということ
だけどその気持ち悪い方の状態にいつもいようとする。それは頭で考えてやってるから。体の気持ちいいを重視できない
スマホやパソコンの方が広く脳を使う
しかし長時間同じ作業はできない
年齢に応じて上手に使う必要がある
スマホやパソコンは全部意識的なもの
しかし意識は勝手なことをするので気をつけた方がいい
白板に黒字で白と書くとみんな白と読む。動物だったら黒と読む。
人間は目から入った黒という刺激を無視できる。意識を優先させる
それくらい意識は感覚に対して暴力的に振る舞える
→ひどい副反応があってもワクチンを打ち続けるのも似ている
スマホやパソコンの世界は意識の世界。そこから出て別なものを入れるのを時々やった方がいい
しかし今の建物はそういうふうになっていない。外に出られないようになっている
→なるべく意識的に外に出るようにしよう。ご近所に会い挨拶しよう
だから東京のオフィスビルは苦手。閉所恐怖症になるよう
ものを筋書きで見てしまう。部屋に置いてあるものは意味がある
しかし外に出るとどうしてここに木が生えてるとか意味がないものが多い
自然の中に身をおく方が偏らない。自分の意識だけではない
##ここの回答の辺り結構 感動した
質問:最近の若者はスマホだけのコミュニケーションに偏っていると思うのですが
電話も難しくなったと僕は解釈している
その向こうにあるのは直に対面して話すということ
それはとんでもない、ということのようだ
そうすると文字だけになる
文字だけだと、正に意識の中だけで処理できる (←そのとおり)
余計な感覚が入ってこない (閉じているという先ほどの話につながってくる)
本人に会っちゃうといろんな別の情報が入ってきちゃう
感覚情報、機嫌が良い悪いとか、それは不要な情報と判断される
だから人がコンピューターのようになっちゃう
その人の持っているシステムから落としちゃう排除する (クラスター、エコーチェンバーのような )
本人がノイズになる時代
筋書き通りのものがおいてあれば 、れは許せるが、そうでないものがあると邪魔
そういうノイズを落として言って、動かそうとする
スマートシティなんかもそれに近い
それは頭の中の世界、おとぎ話の世界
実際の世界はそうではない。 その間に大きなギャップを作っている。そこは自分で埋めるしかない (うめてもらいましょう、頑張って)
→想定、期待どうりにならないということがよく起こる。「想定の範囲内」と盛んに行っていた人がいたが、その人は電話嫌いだった 。
想定期待が裏切られる前提で、想定期待をすればいいのにと思う。そのことを楽しむ余裕
人は動いて変わっていく しかし今は情報化で、情報の大きな特徴は変わらないということ
そういう世界に居ると時間をとうして同じであると、いつのまにか思ってしまう
0歳の自分と80歳の自分は全く違う。でも名前で同一性を保っている。それは本人のためではなく、周りの人のため (周りの期待に取り巻かれてしまう)